Softbank Air を契約してから、翌日に解約するまでの話
2020/02/02
久々の更新は失敗談です!
まぁブログのいいネタになったと思って、記しておきます。
あくまでも、我が家の環境に合わなかっただけなので、Airが完全にアカンというわけではありません。
このデバイスはネット上でも賛否両論らしいので、いい人はイイ、ダメな人はダメ、というのがハッキリしているような所感です。
そもそもの経緯
我が家は長らくauひかりのマンションVDSLタイプで100Mbpsの線を引いているのですが、携帯を早々にauから抜いてしまったので、特に割引もない状態で続いていました。
auひかり発番でのひかり電話は、NTT系(ソフトバンク含む)に回線移行すると、電話番号の変更を余儀なくされ、子供の幼稚園や小学校をはじめとする関係各所への連絡が億劫であり、変更する気もありませんでした。
ただ最近、奥さんと息子がSBからYmobileに携帯を変えたことで、家のインフラ見直しが始まり、ソフトバンク光はYmobileとの割引もあるので、話を聞きに家電量販店に赴きました。
対応した店員さんは感じもよく、変なオプションも進めてくることなく、ほぼプレーンの状態での契約をベースとして話してくれました。
そこで、家が100Mbps回線なら、理論値261MbpsのAirでも早くなりますよ!的な話で、なるほどなーと思い、Airにしてみました。
新製品を試したいというのもあり、エリア的にも問題ないと診断されたので安心しきってはいたのですが。。。
ちなみに回線切り替えとなる予定でしたので、電話もソフトバンクでひかり電話をつけることに。月+500円というのは安いですしね。
値段を下げようというのが当初の目的でしたが、回線自体の月額は現状と結局ほとんど変わらないという(光回線でも)だったので、まぁモバイル回線の割引がお得、というところでの決断となりました。
Air、おうちのでんわ ってどんなものか?
簡単に言うと、モバイルルーターと光回線の間に位置するデバイスです。
LTEのSIMカードが入っており、WLANで接続することにより、LTEでインターネットに繋がります。
WLANの設定は普通のルーター同様、SSID名やステルス、パスワード設定からMAC制限など一通り行えます。
電源を挿すだけでいいので、便利なデバイスです。
ちなみに、電波から位置を確認しているようで、契約住所から著しく離れた場所で利用したことが発覚すると警告されるそうです。
おうちのでんわ は、ひかり電話デバイスです。
こっちも携帯回線を利用するようなのですが、電話番号は固定回線番号(市外局番から始まる番号)をもらえます。
一般の電話機に繋いで使う、ターミナル的なものになります。
そして開封(ひかり電話)
どちらも、契約当日中に電源ONをするように言われております。
まずはおうちのでんわ(ひかり電話)から。
本体、ACアダプタ、モジュラーケーブル、電源用USBケーブルが入っています。
注意のリーフレットが入っています。
緊急番号(110、119、118)に電話した場合、市外局番からの番号ではなく、ベースになっている(と思われる)携帯番号が先方に表示されるようです。
有事で緊急通報した際はその番号を言いなさい、という案内です。
携帯番号はシールでも付属しており、本体横に貼っておけるようになっています。
USB電源ケーブルは、ACアダプタを使わずにUSBから給電する場合のものです。
後述する、Airとの合体時に使います。
ひかり電話ユニット本体。ステータスLEDが4つです。
背面はモジュラージャックとACジャックのみ。シンプル。
Airも開封
本体、ACアダプタ、LANケーブルがついています。
ACアダプタはHuawei製でした。
全面はステータスLEDだらけ。
LEVELボタンというのがあり、押すと、上3つのLEDで電波受信レベルを表示してくれます。
背面はACジャック、LANx2、USB、WPSボタン
底面に定格銘版など。SIMのスロットも見えます。
ちなみにSSIDとパスワードは底面と、側面にもシールが貼られています。
そして、
これを
こうして(ひかり電話ユニットのフタが取れる)
こうじゃ
※これで、ひかり電話ユニットの電源を、Air背面のUSBポートから付属ケーブルで引くことができます。
さて、使ってみる
早速設置し、速度を測ってみることに。
ちなみに、現・auひかり回線+Wifiルータでの速度はこんな感じ
実は結構出てるんですね。
さて、これがSoftbank Airではいくつになるかというと・・・
( ゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚) …!?
1/10以下だと・・・!?
ちなみに、窓際の設置を推奨されているので、窓ぎりぎりに設置しました。
時間帯は10時、17時、19時、21時、などいろいろな時間で測定しても大きな変化もなく。
別の測定ツールや、奥さんのスマホで測定しても、ベスト状態は下り20Mbpsくらいが限界でした。
(早朝6時ころの結果)
体感では、Twitterの写真アップロードの時間がいつもより遅く感じました。
数字的には私のMVNOの昼時間帯の低速状態と似た感じ・・・
結論
超絶遅い
そしてクーリングオフへ。。。
翌日、もう一度だけ速度測定したけどやっぱり変わらないので
ソフトバンクのコールセンター(Air:0800-2222-820)へ電話。
思ったより遅いよ、という理由で特に問題もなく、初期解約手続きとなりました。
機器は宅急便引き取りです。
電話についても一緒に解約しましたが、窓口が違うとのことでした。
担当窓口に繋いでくれるので、同様に解約の旨を申し出て、機器引き取り(Airとは別手配)となりました。
色々ゴネられたらどうしようと思いましたが、全然ステキ対応をしてもらえたのでホッとしました。
家の配線も、元通りです。
auの解約はまだしていなかったので、助かった!
環境、の一言に尽きるのか
店員のお兄ちゃんも、自宅で利用していて早いとは言っていたのですが、我が家ではそのようなパフォーマンスは出せなかったようです。
無駄なオプションもつけず、いい店員さんだったのに残念な結果になってしまって、かえって申し訳ない気分。
電話番号が変わる予定でしたが結局元通り、いち早く変更していた自分の携帯の連絡帳だけ元に戻す程度で済みました。
対応エリア圏内とはいえ、住宅環境での差はあるのでしょうね。
ここまでとは思っていませんでしたが。
ちなみに、Airの接続ツールでWifi設定画面のところに、電波レベルも表示されるのですが、うちは60~70程度でした。
うちは使えなかったので、ネガティブな記事になってしまいましたが、使えたら便利アイテムだったのに!
環境さえマッチすれば、家の中が配線すっきりスマートになるので、是非使いたかったのですが、残念です。。。